参照:施工事例「座間市危険ブロック塀改修工事 目隠しフェンス」より
こんにちは!神奈川県を中心に外構、エクステリア工事を手掛けている株式会社髙野です。
弊社は「ブロック塀がグラついて不安」とご相談をいただくことがよくあります。そこで、今回はブロック塀がグラつく原因やチェックポイント、注意点などを、プロ目線で解説していきます。ぜひ最後までお読み下さい。
■ブロック塀がグラついてしまう原因は?
ブロック塀がグラついてしまうのは、主に「ブロック内部の劣化」「ブロック塀の寿命」の2つが原因であることが多いです。
ブロック塀の施工は基礎の中にL型配筋をしてコンクリートで固めてベースを作りブロックを積み上げていくの一般的です。
ブロックの破損・ヒビ・ぐらつき・傾きなどの現因は植木の根っこに押されたり道路の振動・地震・風化・軟弱地盤などです。施工から30年以上経過している場合、見た目にも不具合がなくても補修やリフォームを検討したほうが良い場合があります。ただし30年未満であってもこれまでメンテナンスをしてきてないのであれば通常より早く寿命をむかえる恐れ場あります。一度点検を依頼し、適切なメンテナンスを行うのがよいでしょう。
■危険なブロック塀を見分けるチェックポイント
地震の多い日本では、「いつか自宅のブロック塀が倒壊してしまうのではないか」と不安を抱える方もいるでしょう。対処するにも特に内部の劣化は素人には判断がつきにくいため、ここでは危険なブロック塀を見分けるチェックポイントを紹介します。
ブロック塀の周囲の環境やメンテナンスの頻度などによって、目安よりも早く寿命を迎えるケースもあります。危険なブロック塀の見分け方は、次の通りです。
●傾いている
地盤や基礎、ブロック塀本体のいずれかに不具合が生じていると、ブロック塀が傾いてしまいます。傾いた状態のブロック塀はわずかな揺れでも倒壊の恐れがあるので、すぐに対処が必要です。
●ひび割れがある
ブロック塀の内部にある鉄筋がさびて膨張して、ブロックの天端やブロックにヒビ(クラック)が生じる場合があります。その他植木の根っこや振動などによって大きく破損や割れなどが生じる場合があります場合によっては倒壊の危険もあるのですぐに対応が必要な場合もあります。
●コケやカビが生えている
コケやカビが生えている状態のブロックは耐久性が落ち、そのまま放置すると内部の鉄筋のサビにもつながります。コケやカビは見た目の印象が悪いだけでなく、ひび割れやコンクリート爆裂を引き起こす恐れもあるため、こまめな手入れが必要です。
●透かしブロックが多く使われている
透かしブロックが使用されている部分は鉄筋が入っていなかったり、鉄筋の本数が少なかったりするため、通常よりも強度が落ちているケースがあります。透かしブロックが多く使用されていたり、連続して配置されていたりする場合は、強度に問題がないか点検をおこなうとよいでしょう。
●高さが2.2m以上ある
ブロック塀の高さは、建築基準法において2.2m以下と定められています。高さが2.2m以上あるブロック塀は、現行の法律ができる前に施工されたか、法律に違反して作られているかのどちらかでしょう。安全性に問題があるため、早めの対処が必要です。
劣化したブロック塀をそのままにしておくと、台風や地震などが発生した際に倒壊する恐れがあり、大変危険です。避難通路を塞いでしまったり、通行人にケガをさせてしまったりする恐れもあるため、定期的な点検や補修をおこないましょう。
株式会社髙野ではブロック塀の補修や新設もおこなっており、豊富な実績と技術でお客様のお悩みの解消のお手伝いをさせていただきます。ぜひ施工実績もご覧ください。
■危険なブロック塀の注意点と助成金について
適切な補修をせず、自身でDIYや簡単な補修だけで済ませてしまうと、ブロック塀自体の劣化につながり、倒壊する危険性が高まります。たとえば不適切な補修によってブロック塀の駆体である鉄筋部分に雨水が入り込むようになってしまうと、鉄筋がサビてしまい、全体の強度が落ちてしまいます。
危険なブロック塀の撤去は助成金の対象になる場合があるので、ここでは詳細について説明していきます。
■座間市における危険ブロック塀など撤去補助制度
神奈川県座間市では、危険なブロック塀などを撤去する際に、撤去費用の一部を補助する制度があります。
◆対象要件
● ブロック塀など(コンクリートブロック塀、石積塀、万年塀その他これらに類する塀および門柱)で道路面からの高さが60cm以上のもの。
● ブロック塀などが一般の交通の用に供する道路に面していること。
● ブロック塀の所有者であること。
● 「点検表」で危険があると判断されるもの。
● 着工予定の工事(着工済は対象外)であること。
● 年度末までに、工事を完了させ実績報告書を提出できること。
◆補助率
● 通学路(小学校)に面する場合:撤去工事費(税抜き)×4分の3(補助率)※上限額15万円
● 通学路(小学校)以外に面する場合:撤去工事費(税抜き)×2分の1(補助率)※上限額10万円
◆撤去
● 既設ブロック塀などおよびこれらの基礎の全部または一部を解体し撤去すること。
● 一部撤去とは、一部撤去後のブロック塀などの高さが道路に面する高さで60cm未満とすること。
● なお、ブロック塀などが擁壁の上部に構築されている場合は、擁壁上部から60cm未満とすること。
◆申請期間
申込順で随時受付
※予算に達した場合には受付終了
◆申請受付
● 申請場所:市役所4階都市整備課(郵便、ファクスは不可)
● 申請時間:8時30分~17時(12時~13時は除く)
◆申請書類
● 補助金交付申請書
● 案内図
● ブロック塀などの位置、延長、高さを記入した図面
● 現況写真(建物全景およびブロック塀など全体が確認できる写真)
● 点検表
● ブロック塀など撤去に係る業者見積書の写し
※交付決定前の工事着手は補助対象外。必ず「交付決定通知書」が届いてから工事を始めること。
参照:座間市「危険ブロック塀など撤去補助制度」より
なお助成金に関しては、各市区町村で異なります。詳しくは各市 町のHPで確認してください。
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■株式会社髙野がお客様のご要望に併せて最適なプランをご提案させていただきます。
神奈川県座間市・海老名市の高野は、暮らしを豊かにする理想のお庭づくりをお手伝いいたします。
駐車場、バーベキューや家庭菜園、お孫さんとのコミュニケーション、ドッグランなど、明るく楽しい休日や余暇を過ごせるような庭リフォームをすべてのお客様にお届けしたい。それが弊社の願いでありモットーです。小さなご要望から大きなご要望まで、なんでもわたしたちにお伝えください。
・家族や友人との楽しいバーベキューができる庭
お庭でバーベキューをする場合は、火を扱うので足元を芝ではなくレンガや石だたみなどへの変更が必要です。玄関アプローチとの施工を併せてお引き受けすることも可能です。芝にこだわりたいお客様には、耐火性のウッドデッキをご提案することもございます。また、フェンスを設置すれば煙が近隣にご迷惑をお掛けすることもありません。
・ピザ釜が置ける庭
髙野ではピザ釜の設置に対応しておりますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。ピザ釜もバーベキュー同様に火を扱うため、レンガや石だたみ、耐火性のウッドデッキなどの採用が必要です。お庭のスペースが狭いからと諦めていた方には、小型のピザ釜もご用意しておりますので、ぜひお問い合わせください。
・家庭菜園ができる庭
髙野ではお客様が希望する菜園内容に合わせた花壇の施工や、レンガ・タイルを用いた囲いのご提案など、状況に応じて適切なプランニングを行なわせていただきます。弊社は造園も手掛けているため、豊富な知識と経験を有している点が強みです。土や肥料の選定など、育て方のアドバイスもいたしますのでご安心ください。
・プールで遊べる庭
小さなお子さんが遊べるようにプールを使用したい場合は、ウッドデッキの設置をご検討なさってはいかがでしょうか。中でも樹脂製のウッドデッキはお手入れも簡単で、水はけも良いため安心して利用できます。もちろんプール以外にも、日光浴をしたり読書をしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
・孫と遊べる庭、遊具を設置できる庭
髙野では、滑り台や的当ての設置など、遊具の施工もお引き受けしております。施工にあたっては安全面にじゅうぶん配慮した、確実な作業をおこなっています。
・犬に優しいドッグラン対応
髙野では、ペットも含めたすべての皆様が幸せになれるお庭づくりをおこなっています。弊社ではドッグランの施工に対応することが可能で、お庭の広さや犬種などに合わせて、多種多様のドッグランを設計・施工いたします。
ブロック塀についてのご相談はもちろん、お庭のことで気になることがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。「髙野に頼んで良かった」と感じていただけるよう、最初から最後まで徹底的にサポートさせていただきます。