低木の常緑樹はお手入れラクラク!お庭のシンボルツリーにおススメです!

皆さんこんにちは。神奈川県座間市と海老名市を拠点に、住宅の外構・エクステリア工事や景観コンクリート工事を手掛ける株式会社髙野です。


自宅の新築や改築のタイミングに合わせ、玄関や庭にシンボルツリーを植える方が増えています。シンボルツリーは、頻繁に植え替えることができないため、選ぶ樹種や植える場所などを最初にしっかりと考えておくことが大切です。


家族の象徴ともいえるシンボルツリーが、ご自宅や庭の雰囲気とかけ離れていたり、上手に育たなかったりといった事態にならないよう、この記事でシンボルツリーについて詳しく解説します。




■シンボルツリーとは?その役割もご紹介!



シンボルツリーとは、文字通り住宅や家族のシンボル(象徴)となる木をさしています。見栄えの良い一本立ちの樹木を選ぶのが一般的です。新築や改築以外にも、家族が増えたタイミングで植えることがあります。節目となる記念日に、記念樹として植えるケースも多いですが、記念日でなくとも気に入った木を植える場合もあり、特に決まりはありません。


シンボルツリーは、住宅以外にもお城や寺院などの歴史的建造物の敷地内に植えられることも多く、景観をより華やかに彩っています。ひとつの場所にシンボルツリーを植えることで、周りの人々も緑を植えようと行動を起こし、緑が広がっていくと言われているのです。


役割1:目隠しとしての機能を持つ

シンボルツリーの役割はいくつかありますが、最初に挙げられるのは目隠しとしての機能を果たす点です。外部から家や敷地の中が見えにくくなることで、プライバシー保護や防犯対策につながります。


木を目隠しにすると、壁やフェンスを使うよりも柔らかい印象を与えます。特に、玄関アプローチや小規模の庭などの小スペースへ植えると効果があります。


役割2:花や香りを楽しめる

木の種類によるものの、シンボルツリーを植えると花や香りを楽しめるようになります。シンボルツリーの成長具合を見るのが楽しみになり、季節を肌で感じることもできます。


役割3:外観のアクセントにできる

玄関や庭に、緑のものが何もないと、物寂しい雰囲気になりますが、シンボルツリーを植えるとアクセントとして全体の印象を変えられます。


和風の住宅に日本庭園のような雰囲気を演出したい場合は、もみじや松などを植えると良いでしょう。洋風の雰囲気を希望するのであれば、雰囲気に合った花を選ぶと華やかに仕上がります。


役割4:庭全体に統一感が生まれる

庭のデザインを考える時には、フォーカルポイント・つまり視点を集める場所を重視してみましょう。そうすると、空間全体が引き締まり、庭全体の雰囲気が統一感を醸し出します。


コンパクトな庭にフォーカルポイントを設けると、庭全体にメリハリがつき、さらに効果が高まります。


役割5:空気が浄化される

シンボルツリーを植えると、樹木の葉が光合成を行い、空気を浄化します。これによって、周囲の空気をきれいにできるのです。


以前は、新築祝いとして縁起の良い柿の木が植えられたり、家族の結びつきの象徴としてアイサイが植えられたりするケースが多く見られました。現在では、好みに合わせて選ぶことが一般的となっており、シンボルツリーとして決まった樹種は特にありません。


シンボルツリーを楽しみながら、お庭の手入れを楽にしたい方には、低木の常緑樹がおすすめです。次の項で、理由を解説します。




■低木の常緑樹がおススメな理由とは?



シンボルツリーとして、低木の常緑樹を選ぶのがおすすめな理由は、主に以下の3つがあります。


・落ち葉が少ない

樹木の種類は、常緑樹と落葉樹の2つに分けられます。常緑樹は、葉が年中生い茂る樹木をさし、古くなった葉からゆっくりと入れ替わるため、落ち葉が少ない特徴を持ちます。この性質により、掃除の手間を減らせるメリットがあります。


一方、落葉樹は冬が近づくと葉が全て落ちる樹木です。秋には紅葉が楽しめる反面、葉が落ち始めると毎日のように掃除が必要となり、落ち葉の処理も日課としなくてはなりません。


手入れの手間が少ないうえ、年中緑を楽しめることから、シンボルツリーには常緑樹がおすすめなのです。


・日差しを受けながら目隠しできる

シンボルツリーは、目隠しの機能を果たすと先述しました。ただ、背の高い木をシンボルツリーとして植えると、室内に日差しが全く入らなくなり、薄暗い室内になってしまうでしょう。低木であれば、大きくとも3m程度の樹高であり、日差しを遮らず圧迫感も減らせます。


・高所作業が不要で手入れしやすい

背が高い樹木は、手入れをするのにハシゴが必要不可欠です。使い方に慣れていないと、ケガをするおそれがあります。


一方低木は、ハシゴを使わなくとも、高枝用の剪定バサミなどで手入れ可能です。高所作業が危険な女性や高齢者であっても、低木は手入れしやすいメリットがあります。




■低木の常緑樹を選ぶ際のポイントとは



いざシンボルツリーを選ぼうとすると、多くの種類からどうやって選べば良いのか、悩んでしまうでしょう。低木の常緑樹を選ぶポイントは、以下の3つです。


・植える目的を明確にする

なぜシンボルツリーを植えたいのか、植える目的をはっきりさせると、樹木の選択肢が絞られ、決めやすくなります。多く聞かれる目的として、以下のようなケースが想定されます。


● 子供が生まれた記念にシンボルツリーを植えたい

● 外部から見えにくくなるような目隠しを設置したい

● 自宅の庭で美しい花を楽しみたい

● 夏場の子供の外遊びで休憩するための木陰を設けたい

● 自宅の庭でフルーツ狩りをしてみたい


・広葉樹か針葉樹かを決める

常緑樹は、葉が平たくて広い広葉樹と、細長い葉を持つ針葉樹の2つに分かれます。広葉樹の方が虫に食われにくく、高い目隠し効果が期待できるため、シンボルツリーに向いていると言われているのです。


ただし、冬の寒さが厳しい地域に植えるのであれば、寒さに耐えられる針葉樹を選んだ方が良いでしょう。


・庭のスペースと環境をチェックする

日本の住宅事情では、シンボルツリーを植えられるだけのスペースが確保できない場合もあります。スペースをどの程度確保できるのか、事前に必ず把握しておきましょう。この時、成長した樹木の大きさと高さを考慮することが重要です。


また、植えたいスペースの環境と樹木の条件が合うかどうかも確認しておきましょう。例えば、日陰になりやすい場所には耐陰性を持った樹木・日差しが強い西側であれば葉焼けしにくい常緑広葉樹・モミジの紅葉を楽しみたいのであれば日当たりの良い場所を選ぶなど、樹木の種類に合ったスペースを確保したいものです。




■おススメのシンボルツリー5選を紹介!



ここからは、低木の常緑樹の中でも、株式会社髙野が特におすすめしたいシンボルツリー5選を紹介します。


・コニファー

コニファーは、特定の常緑樹を示す言葉ではなく、ヒノキ科・スギ科・マツ科など常緑性針葉樹の総称です。葉の色や木の形がさまざまあり、近年増えている洋風住宅にぴったりです。


・ツツジ

日本人になじみが深いツツジも、シンボルツリーとして楽しめます。花が美しく丈夫である点や、過度に大きくならず扱いやすい点などで、庭木のお手入れにあまり慣れていない方にもおすすめの品種です。


ツツジは、常緑性と落葉性の両方があるため、選ぶ際には十分注意しましょう。


・アオキ

アオキは、年間を通して葉にツヤがあり、寒さに強く日陰でも育つ樹木です。北側の庭に植栽しても、きれいな状態を保つことができます。


アオキの雌木には、冬になると赤い実がなり、青葉とのコントラストが楽しめます。雪が積もった時には、赤と白のコントラストも風情を感じる光景です。


・マホニアコンフューサ

細長い葉を持つ、エスニックな印象の常緑樹です。病害虫や日陰に強く、丸く鮮やかな黄色の花が房のような形となって1本の枝に咲きます。


冬にも花が咲くことで、寂しい冬の庭を鮮やかにしてくれます。ヤシやソテツと組み合わせると、アジアンテイストも楽しめます。


・フィリフェラオーレア

フィリフェラは「糸状」・オーレアとは「黄金」という意味を持つ言葉であり、フィリフェラオーレアが持つ美しい葉の色をそのまま表した名前です。手入れをしなくとも、生育状況が良ければ肥料を与えなくても育ちます。病害虫にも強いのでとても扱いやすく、お手入れ初心者の方にもおすすめです。



■外構リフォームは髙野にお任せください


神奈川県座間市を拠点としている株式会社髙野では、地元密着型で外構・エクステリア工事を施工しております。庭のリフォームも弊社の業務範囲であり、これまで座間市周辺のお客様のお住まいで、シンボルツリーの植栽も多数手がけてまいりました。


庭のリフォーム以外にも、駐車場リフォームおよびブロック塀・フェンス改修工事など、外構やエクステリアに関する工事であれば、まずはお気軽にご相談ください。


弊社では、豊富な経験で培った技術やスキルを最大限活用し、お客様がご満足いただけるご提案を心がけております。ご一報いただきましたら、代表がお客様の元へお伺いしますので、ご要望をできるだけ細かくお伝えください。設計・施工・アフターサービスまで、全て自社施工で対応しております。


座間市の気候に合ったシンボルツリーはどれか・気候に関わらず楽しめるシンボルツリーを植栽したいなど、座間市の気象条件に精通している弊社だからこそご案内できることもございます。シンボルツリーの植栽について、さらに詳しくお知りになりたい方は、まずはお気軽にお問い合わせください。


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