プレハブガレージ設置は低価格でメリット豊富?価格帯やおすすめ商品までご紹介!

皆さんこんにちは。

神奈川県座間市と海老名市を拠点に、住宅の外構・エクステリア工事や景観コンクリート工事を手掛ける株式会社髙野です。


車を所有しているご家庭では、車を駐車・保管するためのスペースを設ける必要があります。屋外に駐車しておくと、日光や風雨によるダメージを受けてしまうため、ガレージ(車庫)を設置するのが望ましいでしょう。


ガレージにはいくつかの種類がありますが、おすすめは低コスト・短工期・長寿命の三拍子そろった「プレハブガレージ」です。ここでは、プレハブガレージの特徴や価格帯、おすすめ商品をご紹介します。




■プレハブガレージとは?



プレハブガレージとは、文字通りプレハブ工法で作られたガレージのことです。プレハブという言葉を耳にしたことがある方は多いかと思いますが、具体的にどのような意味なのかご存じでしょうか?


プレハブはプレファブリケーション(prefabrication)の略で、「あらかじめ作っておくこと」という意味があります。つまりプレハブガレージとは、壁・床・屋根・柱といったパーツをあらかじめ工場で製造しておき、現場に運んで組み立てるガレージです。


プレハブガレージはその作り方の性質により、さまざまなメリットを備えています。主なメリットは「低コスト」「短工期」「長寿命」の3つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。


・建築コストが在来工法に比べて安い

プレハブガレージは、あらかじめ作っておいたパーツを現場に運んで組み立てるだけなので、在来工法に比べて施工コスト(人件費など)が安くなります。その代わり、デザインや設計の自由度が低いのがデメリットですが、近年ではデザイン性や断熱性、防音性などに優れる製品も見られるようになりました。


・工期が比較的短い

プレハブガレージは規格化されたパーツをストックしておくため、注文が入ってからパーツを発注する必要がありません。加えて、現場ではパーツを組み立てるだけでいいので、在来工法に比べて比較的短い工期で作ることができます。


・寿命が約20年と長い

プレハブガレージは低コスト・短工期というメリットがありながら、寿命は約20年と比較的長いのが特徴です。これは、パーツが工場で生産されているので安定した品質が保証され、職人の知識や技術にも左右されにくいことが関係しています。




■プレハブガレージはカーポートと何が違う?



車を駐車しておくためのスペースとしては、プレハブガレージの他に「カーポート」もよく使われます。単純な設置コストはカーポートの方が安いため、よく比較せずにカーポートを選ぶ方も多いのですが、ガレージとカーポートは何が違うのでしょうか?


最も大きな違いは、壁や天井があるかどうかです。ガレージは3方向を壁と屋根で囲まれていますが、カーポートは屋根と支柱だけで構成されています。そのため、カーポートはほぼ屋外であり、車を守る性能はそれほど高くありません。横殴りの強い風雨や横方向からの紫外線、砂ぼこり、夏場の熱などによるダメージは受けてしまいますし、防犯性も不十分です。


その点、ガレージは完全な「箱」を作るので、愛車を風雨や日光、砂ぼこりなどから守ることができます。シャッターを閉めて鍵をかければ防犯性も十分です。また、カーポートはほぼ車の置き場所としてしか使えませんが、ガレージは車のメンテナンスや備品・工具の保管場所として使用でき、インテリアにこだわったり趣味を楽しんだりすることもできます。


もちろん、設置コストの差は無視できない問題でしょう。ガレージはカーポートと異なり、固定資産税がかかるというデメリットもあります。しかし、車に蓄積するダメージはカーポートの方が大きく、そのメンテナンス費用を考慮すると、長い目で見た場合の総合的なコストはガレージの方が安い場合が多いのです。


そしてガレージの中でも、プレハブガレージは特にコストパフォーマンスに優れているため、より安価に理想のガレージを作ることができます。愛車を守りたい時は、ぜひプレハブガレージの設置を検討しましょう。




■プレハブガレージを選ぶ際の重要な5つのポイント



プレハブガレージは多数の製品が販売されており、機能やデザインもさまざまです。よく考えずに設置すると、後になって困ってしまうこともあります。そこで、自宅に最適なガレージを選ぶための5つのポイントをチェックしておきましょう。


・収納台数(サイズ)

最初に確認すべきなのはガレージの収納台数(サイズ)です。1台用~3台用程度が一般的ですが、棟を追加すれば4台、5台と収納台数を増やすことができます。カタログには情報が載っていなくても、実際には棟を追加できる製品は多々あります。現在所有している車の台数だけでなく、将来の購入予定や家族の人数なども考慮して決めるといいでしょう。


また、最低限のスペースよりも少し余裕を持たせたサイズを選ぶと、ガレージ内でメンテナンス作業などができるので便利です。横幅を拡張するのが難しい場合は、奥行き方向に余裕を持たせるという方法もあります。


・手動シャッターか電動シャッターか

ガレージのシャッターの開閉方式は、手動と電動があります。手動は手でシャッターを持ち上げる必要がありますが、設置の際に電気工事が必要なく、設置費用も安価なのがメリットです。一方、電動はリモコンでシャッターを操作できるため、女性や高齢者などの力のない人でも簡単に開閉でき、車に乗ったまま開閉できるので雨の日でも安心といったメリットがあります。


ただし、電動シャッターは商品代自体がやや高く、電気工事代もかかるのが欠点です。また一部の製品を除き、停電時にシャッターを開閉できなくなる点にも注意しなければなりません。そのため電動シャッターを採用する場合は、別の出入り口の設置が必須です。


・天井(屋根)

ガレージの天井(屋根)の材質は、大きく分けてスチール(鉄)と、スチールに結露軽減材を付けたものの2種類があります。ガレージは内部で結露が発生したり、雨が付着したシャッターを巻き上げた時に内部に水が侵入したりすることが少なくありません。そこで、結露軽減材付きの屋根やシャッターカバーを使うことで、水の侵入を防いでいるのです。


結露軽減材付きの屋根のデメリットとしては、コストが高くなることや結露軽減材の経年劣化が発生する点が挙げられます。そのため設置を見送る場合もあるのですが、後付けができない製品も多いので、最初によく考えて決定しましょう。


・高さ

使いやすいガレージにするためには、高さもよく考えて選ぶ必要があります。一般的なガレージの場合、高さは2~3種類から選択可能です。また、追加料金を支払うことでさらに高くできるケースもあります。駐車する車の車高や地面の傾斜などを参考に決めるといいでしょう。なお、基礎自体を高くして全体の高さを上げることもできます。


・デザイン性

プレハブガレージはデザインの選択肢が少ない傾向にありますが、最近ではメーカーも工夫を凝らしており、魅力的なデザインのガレージがいくつも登場しています。ガレージ単体だけでなく、自宅や周辺環境とのバランスも考慮して、最適なデザインのガレージを選びましょう。




■プレハブガレージの価格帯



プレハブガレージの価格は、デザインや素材、設計、機能、サイズなどによって変わってきます。そのため価格帯が幅広く一概にはいえないのですが、スタンダードなタイプだと本体価格50万円程度です。二輪車用などの小型ガレージなら、本体価格20万円台で購入できる場合もあります。


また、デザイン性が高くさまざまな機能を備えた「デザイナーズガレージ」と呼ばれるタイプで、1台150万円~200万円程度です。そして、プレハブガレージは在来工法と比較して、低価格なうえガレージ本体の組立は1~2日程度と短い工期で完成します。


購入費用を抑えつつ自分らしさを出したい方は、スタンダードタイプのガレージを購入してDIYで手を加えるという方法もあります。いずれの場合でも、価格だけでなくサイズや機能性などを考慮し、十分に検討して決めることが大切です。


※実際の施工費は本体価格に加えて、基礎工事費、組立費や土間コンクリート代などが追加となります。



■イナバ物置のおすすめ商品を紹介!



プレハブガレージを選ぶ際には、メーカーも重要なポイントです。髙野では、頑丈さに定評のあるイナバ物置の商品を中心に取り扱っております。イナバ物置のおすすめプレハブガレージをご紹介します。


・アルシア

「アルシア」は、洗練されたデザインと個性的な庫内演出が特徴のデザイナーズガレージです。余分な要素を極力なくしたシンプルで上質なデザインと、安定感のある明快な構成を持っています。ハイスピードシャッターやリモコンによる開閉機能を標準搭載し、結露軽減材付屋根や視認性に配慮した窓など、多くの工夫が凝らされています。本体価格は150万円~400万円程度です。


・ブローディア

「ブローディア」は、ゆとりある大開口を実現した電動開閉ガレージです。余裕を持って四輪車2台を収納できるスペースを持ちながら、開口部に柱がないため、スムーズな入出庫を実現しています。壁面扉・雨樋・不燃材の結露軽減材を標準装備しており、開口は開閉スピードが早いオーバースライドタイプと、開口の高いシャッタータイプから選択できます。本体価格は220万円~290万円程度です。



・ガレーディア

「ガレーディア」は、車庫としても倉庫としても使いやすいスタンダードガレージです。サイズバリエーションが豊富なのに加えて多連棟が可能で、オプションによる多彩なカスタマイズもできるため、敷地や用途に合わせたガレージを作ることができます。前面を壁にして間仕切り壁を設けることで、併設の物置や作業場を作ることも可能です。本体価格は45万円~150万円程度(1~3台分)です。


・バイク保管庫

二輪車用の保管庫です。柱を埋め込んでがっちり設置できる「土間タイプ」と、埋め込みなしで簡単に設置できる「床付タイプ」があります。庫内空間は整備もできるよう十分な高さがあり、鍵はディンプルキーなので防犯性も高く、オプションで防盗バーやワイヤーロックバーも設置できます。本体価格は1台用で26万円~33万円、2台用で32万円~58万円程度です。



以上のように、プレハブガレージは多くのメリットを備えており、ガレージを設置するならまず選択肢に挙がります。一方、設置における注意点も多く、商品の種類も豊富であることから、設置する際は実績豊富な専門業者に相談するのがおすすめです。設置する場所の環境やスペース、用途に合わせて、最適なプレハブガレージを設置しましょう。


髙野は駐車場、庭、玄関、門扉、ブロック塀などの外構リフォームを得意としております。プレハブガレージの施工実績も豊富で、機能性はもちろんデザインにもこだわった高品質な施工が可能です。補助金制度にも詳しく、予算内で最大限にご要望を反映させたプランをご提案いたします。外構・エクステリアのことなら、何でもお気軽にご相談ください。


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