カーポートに目隠しが欲しい?実は後付けできるって知ってますか?

皆さんこんにちは。神奈川県座間市と海老名市を拠点に、住宅の外構・エクステリア工事や景観コンクリート工事を手掛ける株式会社髙野です。


大切な愛車を風雨や紫外線などから守るために、カーポートを設置しているご家庭は多いですよね。カーポートを設置しているご家庭の中には、目隠しを設置しているケースもあるでしょう。しかし、目隠しにはどんな意味があるのか、後付けできるのかなど、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。


今回はカーポートに目隠しを設置することの重要性や目隠しの種類、注意点や失敗例などを解説します。後付けする際のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。




■現代における目隠しの重要性


そもそもなぜカーポートに目隠しが必要なのでしょうか?ここではカーポートに目隠しを設置する重要性を4つの観点からご紹介します。



① 周囲からの目線を遮り、防犯性を高められる



屋根のみのカーポートと比べて、目隠しがあると周囲からの目線を遮ることができます。乗降中や荷物の出し入れの様子が見られにくくなるため、プライバシーを守りやすくなり、防犯性も高められます。



② 紫外線から車を守れる



屋根のみの場合は上からの太陽光は遮ることが可能ですが、横から差し込む太陽光は遮ることができません。目隠しを設置すると横からの太陽光も遮ることができるため、車に差し込む紫外線を大幅にカットできます。



③ 雨や風から車を守れる



太陽光と同様に、屋根のみの場合は横殴りの雨や風はどうしても吹き込んできてしまいます。しかしサイドに目隠しがあれば、横から吹き込む雨や風から車を守ることが可能です。強い風雨の日でも濡れずに乗降できるほか、砂埃などで車体が汚れるリスクも軽減します。



④ 車内の温度上昇を防げる



屋根があれば上からの太陽光は遮ることができますが、太陽光は横から差し込む時間帯も多いため、どうしても車内の温度が上昇してしまいます。しかし、目隠しで横からの太陽光を遮れば車内の温度上昇を防げるため、真夏でも過度にエアコンを使用することなく快適に乗車できます。




■目隠しも色々。種類とそれぞれの特徴を解説




カーポートの目隠しにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解したうえで設置を検討することが大切です。ここでは代表的な3つの種類の特徴をご紹介します。



・波板



波板とは、ポリカーボネートなどの素材でできた、波打った形状の建材を指します。色のバリエーションが豊富にあるため、自宅の雰囲気に合わせて選択できます。また、比較的低価格のものが多いです。



・平板



平板とは、波板と同じくポリカーボネートなどの素材でできた建材で、カーポートの屋根材としても一般的によく使われています。屋根とサイドパネルを平板で揃えると、落ち着いた雰囲気で見栄え良く仕上がります。



・デザインパネル



目隠しとして使われるサイドパネルには、デザイン性の高いものもあります。デザインが彫り込まれたアルミ樹脂複合性パネルや木調のルーバー状パネル、植木鉢を設置できる格子状パネルなど、さまざまなタイプがあります。




■目隠しを設置する際に注意して欲しいこと


実際にカーポートに目隠しを設置する際には、「危険がないか」「使いやすいか」などを事前にしっかりと検討する必要があります。設置してから後悔することのないよう、ここでは設置の際の注意点を3つご紹介します。



・柱の強度を上げる



カーポートに目隠しのサイドパネルを取り付ける際は、柱の強度に注意が必要です。サイドパネルの面積が大きいと風が当たる面積も増えるため、台風などの強風の際に倒壊する可能性が高まります。


片流れタイプのカーポートなどが強風や積雪時に取り付けるサポート柱は、カーポートの強度を高めるために重要な役割を果たします。後付けも可能なので、強度に心配がある場合はぜひ検討してみてください。



・取り付ける位置や高さを検討する



目隠しのサイドパネルのメリットを十分に活かすには、取り付ける位置や高さをしっかりと検討して設置しなければなりません。「フェンスもあるので上部のみの設置で問題ない」「周囲に何もないため地面から屋根まで完全に覆いたい」など、完成イメージをきちんと考えて検討することが大切です。


また、種類やサイズなどはメーカーによって異なるため、ショールームや展示場で実物を見るのがよいでしょう。設置後の使用感をイメージしながら、サイズ感や圧迫感などを確認してみてください。



・地域の自然環境や気象条件を考慮する



目隠しとしての意味だけではなく、風雨や雪などから車を守るためには、住んでいる地域の自然環境や気象条件を考慮しなければなりません。「北からの強風が多い」「年間を通して降水量が多い」「冬の積雪量が多い」など、地域の特性をふまえてサイドパネルの設置を検討することが重要です。


特に新しい土地へ引っ越す際には必ず事前に情報収集をしておき、その地域の特性に合わせた方法でサイドパネルの設置を検討しましょう。




■実際の失敗事例からみる適切な設置とは?


せっかくカーポートに目隠しを設置しても、いざ使い始めてみたら後悔したと感じるケースがあるのも事実です。ここでは実際にあった失敗事例を7つご紹介するので、適切な設置場所や設置方法を判断する際の参考にしてみてください。



①カーポートの柱やサイドパネルがドアの開閉の邪魔になる



車を停めるスペースを十分に確保したつもりでも、ドアを大きく開けようとすると柱やサイドパネルにぶつかってしまう失敗は意外と多いです。ドアを十分に空けられないと、子どもの乗降をサポートしたり、大きな荷物を出し入れしたりする際に不便さを感じてしまいます。ドアの開閉に支障のないように、スペースのゆとりを確保することが大切です。



②リビング前に設置して室内が暗くなった



リビングの前にカーポートを設置したことで日光を遮ってしまい、リビングに日差しが届きにくくなってしまうケースはよくあります。特に目隠しのサイドパネルは、設置した位置や角度によってはリビングの採光に大きく影響を及ぼすケースもあります。設置の際は、室内への影響を考慮して検討することが大切です。



③玄関前に設置して玄関が薄暗く、圧迫感が出てしまった



玄関のすぐ近くにカーポートがあると、雨の日の乗降や荷物の出し入れが楽になる反面、玄関が薄暗くなってしまうケースもあります。特にサイドパネルのあるカーポートは、設置する位置によっては玄関へ差し込む日光を遮り、圧迫感が出てしまうこともあります。


玄関前に設置したい場合は、使いやすさと採光のバランスを考慮して位置を検討したり、圧迫感のない素材のサイドパネルを選択したりするとよいでしょう。



④近隣の住宅に迷惑が掛かってしまった



カーポートが自宅の敷地内にきちんと収まるように設置しても、カーポートに積もった雪が隣の住宅の敷地に落ちてしまうケースがあります。特に積雪が多い地域では、カーポートの屋根から落ちた雪のせいで隣の住宅で雪かきが必要になるなどのトラブルに発展しかねません。


カーポートの屋根から雪や雨が落ちる際に、自宅の敷地を越えてしまわないかを事前によく確認しておきましょう。必要に応じて雨樋を付けるなどの対応も可能です。



⑤屋根が道路にはみ出て工事し直した



カーポートの屋根が自宅の敷地から道路へ少しでもはみ出していると、建築基準法違反になってしまいます。トラックなど高さのある車が通行する際に、はみ出した屋根とぶつかってしまっては危険です。その際にもしトラックが破損したら、賠償責任も負わなければなりません。


設置の際は、敷地内からはみ出すことのないように十分気をつけましょう。万が一はみ出してしまったら、はみ出た部分は切断する必要があります。



⑥設置の向きを誤った



片流れ屋根のカーポートは、設置する向きによっては強風で倒壊する恐れがあります。特に目隠しのサイドパネルを付けると、さらに風の影響を受けやすくなってしまいます。


風が吹く方向に柱を設置することで風による煽りを抑えることができますが、万が一の際の倒壊を防ぐためにはサポート柱の設置がおすすめです。



⑦家の屋根から落ちた雪が積もってしまう



自宅のすぐ隣にカーポートを設置すると、自宅の屋根から落ちた雪がカーポートの上に積もってしまうケースがあります。積雪量が多い場合、雪の重みでカーポートが倒壊する恐れもあります。


雪による危険を回避するには、自宅との距離が近すぎないようにカーポートの設置位置を検討できるとよいでしょう。場合によってはある程度の積雪に耐えられる強度の屋根材や柱にするなどの対策も必要です。




■失敗しない施工をする為に覚えておいて欲しいポイント


ここではカーポートの目隠しの施工で失敗しないために、信頼できる業者選びのポイントをご紹介します。



・実績のある業者を選ぶ



カーポートの目隠しを依頼するなら、カーポートの施工実績が豊富にある業者を選ぶようにしましょう。依頼する前に会社のホームページを見て、施工事例や実績などを事前によくチェックしてみてください。希望するイメージに合った施工をしている業者に依頼すると、失敗するリスクを減らせます。



・金額が安すぎない会社を選ぶ



外構工事の見積もりは、複数の会社に見積もりを依頼する「相見積もり」が基本です。複数の会社の中でも、極端に安いところはやめておいたほうがよいでしょう。見積もりの時点であまりにも安すぎる場合、「部材の品質が悪い」「経験の浅い職人が施工した」「追加費用を請求された」など、後になってトラブルに発展する可能性があります。


相場を調べた上できちんと比較をし、金額の詳細についてもきちんと明示してある会社を選ぶようにすると、失敗するリスクを減らせるでしょう。



・担当者の対応が良い、親身に話を聞いてくれる会社を選ぶ



外構業者の営業担当者の中には、介護福祉士やデザイナーなど、専門的な知識をもつ人もいます。専門的な知識や幅広い知識をもった人がいると、目的や理想に合わせた最適な提案をしてくれるでしょう。


また、こちらの希望を親身になって聞いてくれる、質問したことには丁寧に答えてくれるなど、誠意ある対応をしてくれる会社を選ぶと安心です。


今回はカーポートの目隠しについて、目隠しの種類や注意点、失敗例や施工する際のポイントなどをご紹介しました。


神奈川県座間市の株式会社高野は、住まいの快適性をグッと高めるこだわりの庭リフォームをご提供いたします。


「暮らしを豊かに」することが高野のコンセプトです。カーポートの施工実績も豊富にあり、見た目の美しさはもちろん、使い勝手にも重点をおいた、皆が幸せになる外構工事をご提案いたします。


高野ではお客様に寄り添い、ご要望に応じた最適なプランを一緒に考えさせていただきます。カーポートの施工は、ぜひ髙野にお任せください。


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